2005年02月07日

『NEVER GONNA DANCE』 2/5 19:00(初日) at東京国際フォーラムC

何だ昨夜の恥ずかしい記事は…。まぁいいや記念に残しとこう。


とにかく踊る!踊る! 競技ダンスの試合を見ているかのようなミュージカルでした。ストーリーははっきり言ってどうでもいい、ご都合主義、でも1930年代の楽しげなアメリカの雰囲気が伝わってくる!!
ほんとにひたすら踊ってた。んで気づいたんだけど、下手にストーリーが緻密で台詞が積み重ねられる舞台より、ずっとストレスなく飽きずに見ていられるのね。
ずっとずっとまーくんの、紺野まひるさんの、すばる&藤林美沙さんの、大浦みずきさんのダンスに見惚れてた。時間が経つのがあっという間だった。台詞も、歌さえない場面であれほどドラマを感じられるなんて。ダンスってすごい。

タップタップ言ってた割にはそれほどタップがメインじゃなかった。タップも素敵だったけど。それよりデュエットのソシアルダンスが印象深い。大変美しかったです。
まーとまひるさん、とても合うね。ビジュアルも、歌や声や芝居の質も…(失礼ながら、まひるさんがあまりにも上手すぎない辺りが)。身長差もまひるさんがヒールをはいた状態で抱かれて頭頂部がまーの目線くらいってのが絶妙だった。
今まで相手役した中で文句なしに最強の相性ではなかろうか。個人的には入絵加奈子さんが大好きだけど歌上手すぎ&身長低すぎだったし…。
いっそ定番化してほしいくらいなんですが、無理か。

踊れない振りをするラッキーにペニーがダンスを教える『Pick Yourself Up』は、次第にラッキーがペニーをリードしていくのが痛快。
二人で高所恐怖しつつの『The Way You Look Tonight』もロマンティックで可愛らしかったし、クライマックス『Never Gonna Dance』は呼吸さえ忘れて見入るほど素敵だった。

群舞も楽しかったな。
グランドセントラルステーションでの『I Won't Dance』、いろんな音がリズムになって、勝手に体が踊りだしてしまうラッキー。朝の忙しい駅の様子を表しながら自然にダンスに入っていくアンサンブルにわくわくした。
2幕頭の『Simmy With Me』も良かった! 大浦さんが素敵だったし、次々パートナーチェンジしたりフォーメーションを変えたりするのが視覚的に楽しくて。




まー個人に関しては、踊りがほんとに良かったなぁ、綺麗だったなぁ。タップもなかなか軽やかだった。まだちょっと表情が硬いかな?
『I Won't Dance』はお得意のパターンだよね。ちょっとおどけた、切れ目切れ目に芝居の入る、体を使った(いやそれは当たり前だけど…ニュアンスでわかって)ダンス。あれはほんとにキュートで良かった。

歌はちょっと上手くなってるような…? 贔屓目かなぁ。
最初のほう、音域が合わないのか、細かいメロディで歌詞が聞き取りにくい部分があったけど、『The Way You Look Tonight』『A Fine Romance』『Never Gonna Dance』なんかはとても気持ちよく聴けました。
ターザンの頃の柔らかさに戻ったというか、さらに年齢を重ねて深い声になってる気がする。
『BLOOD BROTHERS』では(ミッキーのキャラのせいか)喋りに近いハスキィな声で歌ってたから、あんま満足できなくて。

文句としては、「6人組の聖歌隊のリーダー」というアドリブ(?)があったけど、外部舞台であゆのは好きくない。横内芝居じゃないんだからさ。みんな結構笑ってて拍手も起こってたけど私は腕組みして「好きくないぞ!」サインを送ったよ。見えないだろうけどさ。

あと相変わらず素晴らしくスタイルが良い。服着て舞台に立った状態だと「奇蹟の体型」と思うわマジで。背、175しかないように見えないもんね。
最初の婚礼衣装から茶のベスト&パンツに変わって登場したとき、「これこれこれ!」と目が覚めた(笑)。
カテコでBW版ラッキーにして今回の振付の先生であるノーア・レイシー氏と並んだけど、見劣りしないっつーか頭のちっささと股の高さがむしろ(以下略)。


まひるさんはバービー人形みたいに可愛らしかった。
歌もダンスも自然に芝居に溶け込んでる感じで、意識を途切れさせることなく気持ちよく観ることができました。
「ヒロインでござーい!!」みたいな華(例えば大地真央さんみたいな)はないけど、この人がいろんな役を演じるのを観たいと思った。ドラマにいろいろ出てるようだけど、もっと舞台やればいいのに。

大浦みずきさん&三田村邦彦さんのカップルは、酸いも甘いも噛み分けた大人同士のムードも、それなのにときめいちゃうって感じもすごく出てて、色っぽいのにいやらしさがなくてキュートでハッピーで好き!

すばるはなかなか綺麗にまとまり、よく踊れていたと思う。
ただ、相方の藤林さんがものすごくパワフルで切れのいい、指先までが小気味よく決まるダンススタイルだったので、並ぶとどうしても迫力不足。
BWではアフリカ系の方が演じたというスパッドのキャラを考えても、もっと教科書からはみ出してワイルドにやってもいいんじゃないかな?
歌は音域合ってない様子で低音部の歌詞が聞き取りにくかったけど、高音ではじける部分はすごく特色のある魅力的な声だなぁと思った。
ただまだ歌詞が台詞になってない。ミュージカルの歌い方を覚えてほしいな。
あと予想はついてたことだがクレジットのポジのわりに大きな役ではないよね…。逆にああいう(クレジットで3番手という)扱いが可哀想だ。
あと、異様に細いだけでなく背がちっちゃくてびっくりした。聞いたらゴつんと同じくらいみたい。なんでかもっと大きいと思ってた。翼とか田中聖辺りと混同してたのかなぁ。

赤坂泰彦さん@リカルド&ラテンボーイズは反則だー!
ああいうダンスダンスダンスの舞台だから芝居の部分でお笑いキャラが必要なのはわかるが、笑わせすぎです。
私最初にボーイズが出てきたときから袖ふわっふわの衣装と怪しい腰つきと真顔に「ふっ…」ってなって、リカルドの芝居中バカウケしてて、幕間で相方に「お前笑いすぎ」って叱られたんだけど、二幕はモロ彼らが笑い担当でみんな爆笑してた。私は先見の明があったんだよ!!
赤坂さんが初舞台というのはすっごく意外だったけど、もうバッチリ笑いを先導してた。コテコテのラテン系のノリで。ほんとに最初から最後まで彼は細かく可笑しかった。

秋山エリサさん初見!
いやもうとにかくお顔が……兄貴に似すぎ!
そんなことで笑っちゃいけないとは思いつつ、まーとのいちゃいちゃシーンは見てはいけないものを見ている気分になった。
でも大変可愛らしく、ちょっと阿呆でテンション高めのお嬢様としてはまっていたと思います。




そんな感じで大満足の舞台ですよ。
私の中でシェルは超えたかな…? 歌onlyとダンスメインだから比べるのは難しいけど、やっぱりニコニコ帰れる演目に軍配が上がってしまうかも(それに何度も言うがシェルはギイのキャラが嫌いで嫌いで…)。
まあいちいちランキングする必要もないので、フット並みにニコニコして帰ったよーってことで。

しかしタップダンスのタイプとしては私はやっぱりアステアよりジーン・ケリーが好きだにゃぁ。
というわけで次はドン=坂本昌行、キャシー=紺野まひるで『雨に唄えば』をどうでしょう!
贅沢言ってるなー。でも実現の可能性はなくはないよね?
ある役に関しては、ずっとずっと映画版のその役が大大大好きで、まーがそれを演るのを夢みていたけど、上演権の関係で無理だろうからホントただの夢、頭の中だけで踊らせとこ♪ ……というささやかなたいせつな夢を、去年どえらい形で打ち毀されたので。マジであのときの嘆き悲しみはすごかったので。
『ネバゴナダンス』ですーっかり立ち直った&気が大きくなった末の戯言吐いとく! まーのドンが観たい観たい観たーい!!!"o(>д< )oo( >д<)o"

今回タナボタで初日に入れたんだけど、右見ても左見ても知り合いワンサカで、そゆのも久し振りで楽しかった。初楽に入れば普段連絡取ってない人とも当たり前に会える、あの感覚好きだったなぁ。何年経っても変わらないね。私もミュージカルだけは頑張って追っていこう。
posted by あーこ at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
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